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カテゴリー: 家族, 育児・子育て・親子 

第225回 抱っこをたくさんされなかった大人たちへ

2007-10-11

前回は、人間性の形成において乳児期にはいかに抱っこが大切かを書きました。そこで、今回は残念ながらその時期にあまり親に抱っこされていない人、そう感じる人々へのメッセージを書こうと思います。

まず、これから赤ちゃんを産む予定の人、将来、その可能性のある人たちへ、です。どうぞ赤ちゃんを産んだら、たくさん抱っこしてあげてください。それは、その子を情緒豊かで幸せに恵まれる大人に育てる第一歩です。そして、同時にそれは自分をも抱っこすることになるのです。たとえ、自分が乳児期に親にあまり抱っこされていなかったとしても、親になって自分の子をたくさん抱っこしてあげれば、その時から抱え続けた自分の飢餓感は解消の方向へと進みます。

その時、それまで封印してきた親からもらえなかった愛に対する欠乏感や、どうしようもない寂しさなどが、次々と顔を出してくるかもしれません。その苦しみをまざまざと実感することは決してうれしいことではありませんが、子どもを生んで育てていく過程は、その重荷を下ろせる絶好のチャンスともなり得るので、その気持ちを感じてどうしようと不安になったら「寂しかったね。つらかったね。でもこれからは大丈夫だよ」と自分自身にやさしく話しかけてあげてください。

おかあさんだけではなく、もちろん新米のおとうさんも積極的に赤ちゃんを抱っこして、満たされなかった乳児期があるのなら、そこで存分にその渇きを潤してあげましょう。

次に、もう子育てが終了してしまった人、あるいは、子育ての経験を持つことがない人、その可能性が大きい人です。ここでのキーワードは「スキンシップ」です。

赤ちゃんが親に抱っこされて安心するのは、からだが密着することで親の体温や心臓の鼓動を感じられるからです。そういった安心感を乳児期に経験できないまま大人になって、もう赤ちゃんをこの胸に抱くことがない人は、そのぬくもりを他のものから得る必要があります。それはたとえば、親しい人々や伴侶などとの接触です。

肩をもむ、手をつなぐ、手の甲をなでる、ハグする等は、一瞬でもスキンシップとなるので、互いの体温を感じられて、なんとなく安心できます。絶対にいやだと思う相手と無理してスキンシップをすることは要りませんが、できる範囲で相手と触れ合ってみることをお勧めします。

もう今さら年をとった親に抱っこされることはあり得ないでしょう。もしかしたら、もうその親はここにいないかもしれません。そして、抱っこしてくれなかったと親を恨んでも何も解決には至りません。

抱っこされなかったせいで安心感を持つことができず、それが原因で、今の自分に自信が持てないことや、抱える人間関係のあつれきや、うまく人に自分の主張を話せない情けなさや、他人への気遣いばかりにエネルギーを消耗させる疲労感などを抱えてしまったのは確かです。しかし、そのマイナス点をプラスにするのは自分自身なのです。

それは、私の中にいる泣き続けている赤ちゃんの自分をしっかりと抱っこすることです。そうイメージしてみてください。そしてその子に「大丈夫だよ」とやさしく語りかけてください。その子にその声はちゃんと届きます。すると、安心して泣き止むのです。安心できれば、現在の大人の私に自分の欠点と向き合う気力がわいてきます。そのマイナス点をプラスに転じたいと強く願うなら、そのように行動する勇気もみなぎるでしょう。合わせて自分の子どもや親しい他者とスキンシップを楽しみましょう。

子どもは、常に親の愛情を欲しています。理想は、乳児期にできるだけ多く子どもを抱いてあげることですが、それができなかったとしても、その後何度もチャンスはやってきます。たとえば、幼児期の抵抗や、思春期の激しい反抗、もっと大きくなってからでも精神的なダメージを受けて学校を休んだり、仕事へ行けなくなったりといったアクシデントです。

それらは、家族を苦しめるものではありますが、再生のチャンスでもあるのです。それは、子どもからのSOSなのです。自分の子育てが悪かったからこんなになってしまったと嘆くばかりではなく、子どもと真正面から向き合うことです。できる限りスキンシップをしてあげることです。そのスキンシップが親子げんかの中で使われてもよいのです。触れ合うことで、子どもは切望していた安心感を得られたら、その後は荒れることも、家の中にこもることも不必要となります。

私たち人間は、やはり動物なのです。大きな脳を持っていても、動物であるという点をないがしろにしてはならないと思います。赤ちゃんを一日中抱っこしている野生のゴリラやチンパンジーこそ、子育ての達人で、彼らから教わることは多いと感じます。

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