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カテゴリー: 家族, 育児・子育て・親子 

第224回 抱っこが一番

2007-10-04

あなたが将来親になって、子どもを立派に育てたいと思うなら、あるいは、どうやったら子どもをちゃんと育てられるかと不安になるのなら、子どもが赤ちゃんの頃に「これでもか!」というくらいにたくさん抱っこをしてあげてください。子育ての基本は、乳児期の「抱っこ」であると私は今、つくづく実感しています。

その人物にもっとも大きな影響を与えるのは、紛れもなくその人の両親です。一人ひとりの人間性の根幹を形成するとても大事な役割を親は担っています。ご自身の性格や、人づきあいなどに悩みを抱える方々のご相談を受けると、どうしてもその方々とご両親との関係を抜きにしては語れません。

私は以前、ヒプノセラピーを学ぶ中で、自分の胎児期から乳児期にかけての記憶をよみがえらせたことがあります。そこで私は、当時の母が子どもを持つことに大きな不安を抱えていたせいか、私を生んでもあまり抱いてくれなかったと感じました。よみがえった記憶の中で、乳児の私は動けない自分のもとに母を呼ぶために大泣きし続けていました。そして、やっと自分のところへ来てくれて私を抱き上げた母から離れないように、必死でしがみつこうとする気持ちを現在の私はひしひしと感じたのです。そこで「ああ、私はこんなにも母に抱っこしてほしかったんだな」とせつなくなってしまいました。

そんな私も成人し、結婚し、31歳で長女を出産しました。娘が新生児の頃、母が私に「子どもは抱っこばかりしていたら抱き癖がつくから、泣いても放っておいた方がよい」と言いました。実際に赤ちゃんの娘が泣いて、私が彼女のもとに行こうとすると、母は「おむつも替えて、おっぱいも飲ませているのだから、それ以上に抱くことはない。これはしつけ」と言って、私の前に立ちはだかったのです。私は、泣き続ける娘を気にしながらも、先輩である母には逆らえませんでした。

その後、母がいなくなった後、泣き続けている娘に悪いなと思った私は「ごめんね」と言って抱いてあやしましたが、その日の彼女はとても機嫌が悪く、なかなか泣き止んではくれませんでした。その時、私は娘が怒っていること、新生児でもちゃんと意思を持っていることを実感し、以後、母には内緒で、できるだけ抱っこをし、次に生まれた長男もそうしました。母が読んだ昔の育児書には「抱き癖をつけるのはよくない」とおそらく書かれていたのでしょう。しかし、それは間違っていると思います。

かつて、子どもは1歳になると母親から1m離れる、2歳になると2m離れる、3歳になると3m離れると、聞いたことがあります。これは、子どもの自立の様子を表現したものですが、注目したいのは、その起点が母親と子どもとの距離にあることです。この説によると、子どもが0歳の時の母子の距離は0mです。つまりこの1年間は、2人は密着していなければなりません。密着するには、抱っこが一番ではないでしょうか。

また、1歳以降、母から離れていくには、子どもの心に母親と離れていっても大丈夫という安心感が必要です。その安心感、信頼感が希薄では、なかなか離れることはできません。すると、いつまでも母親にまとわりつく面倒な子どもになってしまいます。その子どもは、大人になっても、乳児の頃の不安感を払拭できず、他人の顔色をいつも気にしたり、言いたいことがなかなか言えずに誤解を招いてしまったりと、人間関係に苦労を重ねます。

さらに、赤ちゃんが泣く理由が、おなかがすいている、お尻が濡れているから気持ち悪いといった、はっきりとした意思表示だけなら、その子はサイボーグではないでしょうか。「なんとなく」というあいまいな感情を人間は持っているから、人間として存在しているのだと思います。

人間の子を人間らしく育てていくには、そういった明白な理由での訴えはもちろん、子ども自身もよく理由はわからないけど泣くことで親を呼んで、抱っこしてもらいたいと願ってしまう感情を親はやさしく受け入れてあげることでしょう。そして、それが満たされて、気持ちが落ち着くという経験を重ねられれば、情緒豊かな安定感のある大人に成長していくと感じます。

もちろん親も人間ですから、子どもに合わせる一方では子育ては苦行となってしまいます。生後1年間は「抱っこが一番」と覚えておいて、できるだけそれを履行しようと明るく目標にするとよいでしょう。

さて、思春期真っ只中の私の二人の子どもたちが、これからどういった大人になっていくかは、私がいかにたくさん抱っこしたかとイコールだと思っています。そう思うと「あれでよかったのかなあ」と彼らの乳児期を反省を含めて振り返っています・・・。

次の回には、抱っこをたくさんされなかった大人たちへのメッセージを書きたいと思います。

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