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カテゴリー: 家族, 育児・子育て・親子 

第50回 母という存在

2004-09-28

赤ちゃんが最初に接する人は母親です。自力では生きていくことができない赤ちゃんの命は、この母親が握っています。赤ちゃんは母親に授乳してもらったり、オムツを替えてもらったり、沐浴させてもらったりといった接触の中で、自分が母親に全面的に受け入れられ、愛される安心感を得ようとします。その点から、子どもにとって母親の存在は絶対であり、子どもへの母親からの影響力は絶大と言えるでしょう。

私の例ですが、私は幼い頃、左手が利き手でした。幼稚園の頃は、まだ左利きで、それを母が躍起になって直そうとしていました。箸やえんぴつ等は、努力の甲斐があって右で持てるようになったのですが、はさみだけはどうしてもうまくいきませんでした。それでも母親に叱られるのが怖くて、必死で右手ではさみを持って使ってみるのですが、切ったところがギザギサでまっすぐに切れません。それを母が見て「あんたは、ほんとうに不器用だね」とため息まじりに言ったのです。幼い私の心は、まるでスポンジが水を一滴も残さず吸い上げるように、この「不器用」という言葉を吸収してしまい、以後、かなりのコンプレックスになっていったのです。もう右手で何でもできるようになっても、学校ではさみを使う時、私は机の上ではさみを使わず、机の下で両手を隠すように使っていました。それは不器用な私を人前でさらしたくなかったからです。誰かがはさみを使う自分を見て、その人に「不器用だね」と言われたくなかったからなのです。そうして自分を守ろうとしていたのかしれません。

母親の方は、この話は覚えていないでしょう。覚えていても「ささいなこと」かもしれません。しかし、絶対の存在である母親から投げかけられる言葉は、それが良くても悪くても、子どもの心の成長に多大な影響を及ぼします。そして、どんな影響を受けても、子どもは常に母親に愛されていたいと思っているのです。

私は、かつて自分の育児に役立てようと「子育てアドバイザー養成講座」という勉強に通ったことがあります。そこで、児童相談専門のカウンセラーに「母親に虐待されたことが原因で非行に走り、少年院に送られた子どもたちに作文を書かせると、どんなにひどい虐待を受けていても、内容は『母恋し』なんですよ」と聞いたことがあります。この話を聞いていて、私はその子ども達の心情を思うと涙が止まりませんでした。まわりの人たちも泣いていました。

母親の存在は、ほんとうに大きいです。子どもの人生を、母親の一言が決定してしまうこともあり得るでしょう。母親の条件つきではない、無償の愛で包まれて育った子どもは、自分の人生を肯定し、のびのびと成長していけるでしょう。その点から「ほめ育て」の意義は大きいと思います。

日ごろ、ご相談を受ける中で、子育てについて問われることがあります。うまくいかない子育てで、自分が悪いのではないかと反省している人もいます。

無償の愛で子どもに接する重要性は十分わかっているけれど、時には感情的になって、ついつい声を荒げてしまうこともある、どうしたらいいのだろうかといったご相談に対し、「悪いことをしたと思ったらお子さんに『ごめんね』と目線を合わせて謝ってあげてください」という答えがきます。そこには、母親であるという立場にあぐらをかかないで、自分も発展途上の人間であるという謙虚さを持ち、さらに、子どもは母親を絶対的に慕っているのだから、目線を合わせて謝ることによって、その子どもの心情を汲み、母親の温かい愛情を実感させてあげることの大切さが語られていると思います。
子育ては、人間を育てるという責任の重い仕事です。そして、究極の愛である「無償の愛」を学べ、実践できるすばらしい育自の場でもあります。母親という立場を選んだ女性は、その尊い責任を自覚してほしいと思います。そして、パートナーとも協力をして、その責任を遂行していきましょう。

私も、只今子育て真っ最中です。私自身も、子どもたちから母親というすばらしい仕事をプレゼントしてもらっていることに感謝をし、その都度、「ごめんね」を言いながら、無償の愛の実践にチャレンジしていこうと思っています。

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