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カテゴリー: 夫婦・夫・妻・離婚, 家族, 恋愛・結婚 

第146回 かわいい人

2006-07-27

私は犬を飼った経験があります。オスの柴犬で、私が小学校6年生から27歳までの間、彼は生きてくれました。

犬は言葉をしゃべりません。しかし、体全体を使ってさまざまな感情を表します。

私が中学生の頃は学校から帰ると、尾をちぎれるほど振って迎えてくれました。彼は、私から「制服を着ている時は飛びついてはだめ」ときつく言われていたため、飛びつきたいのをぐっとこらえて私が私服に着替えるのを待っていました。私が着替えて出てくると、今度は容赦なく飛びつき、体当たりをし、私とじゃれて遊び、夕飯前の散歩を一緒に行くのが日課となっていました。

もう彼はこの世にいないけれど、あのちぎれるほど振ってくれた尾や、私の顔をのぞき込む黒くて大きな瞳を今でも鮮明に思い出します。そして、彼のかわいさといとしさがこの胸を占めます。

誰でもあんな風に尾を振って自分を迎えてくれたら、その犬を「かわいい」と思うでしょう。決してその犬を憎いとは思わないはずです。

犬は言葉を持たないから、感情を体で表現するしか方法がないのですが、私たちは、尾を持たないかわりに言葉を与えられています。ならば、その言葉を使って感情を表現すれば、自分のことをかわいいと思ってもらいたい人にかわいがってもらえるのではないでしょうか?

たまに「20数年連れ添ったのだけれど夫が自分のことをぜんぜんわかってくれないので離婚を考えている」といったご相談を受けることがあります。その背景には、言葉を用いて互いの感情を表現してこなかったお二人の関係が浮かび上がってきます。

言葉を使わないで自分の気持ちや希望を自分の望む通りに相手に理解させるというのは、100%無理と言わざるを得ません。20年余りの時間の中で、言葉を用いて自分の気持ちを夫に言わないまま夫が自分の気持ちを理解してくれるとずっと期待を寄せていても、それはことごとく裏切られてしまいます。なぜなら夫は妻が自分に対して何をどんな風に望んでいるのかまったくわかっていないからです。しかし妻は、度重なる夫の裏切りに一方的に堪忍袋の緒が切れてしまい、夫に離婚を切り出すことになるのです。

また、離婚を考えるまでには至らないけれど、夫に自分の願望を伝えないで我慢を重ねていくと、夫がそれに気がつかない鈍感さが失望となって妻の心の中で山積みとなってしまい、それは夫への強い不満、憎悪と変化し、おそろしい形相で夫に怒りをぶつける「こわい妻」、「ヒステリックな妻」を作り上げてしまうことも起きます。

現代は封建社会ではありません。男尊女卑の社会でもありません。三つ指ついて夫を迎えたり、見送ったりしなくてもよいし、歩く時は夫よりも下がる必要もありません。いただく食事も夫よりおかずが少ない訳でもありません。今は平等な世の中だからこそ、自分たちが良いと考える夫像、妻像を築いていく努力が求められます。そこには、互いの感情を表現し合うことが強く求められるのです。

「仕事、仕事」と毎晩遅く帰ってくるご主人に、「ほんとうはもっと早く帰ってきてもらって、これからのことを話し合いたい」と思っていながらそれを口にできないのなら、その我慢が限界を超えて鬼の形相で夫に怒りをぶちまける前に、「いつも夜は一人でさびしいから、ちょっと早く帰ってきてもらえない?話がしたいんだけど」と、勇気を出してあなたの気持ちを伝えてみましょう。そして、1日でも早くご主人が帰ってきたら「うれしい、ありがとう」と、心のしっぽを振りましょう。そんな妻を持った夫は、妻を決して「こわい」とは思いません。「かわいい」と感じます。妻に頼りにされていると感じる夫は、「夫冥利に尽きる」幸福を実感し、イキイキと元気で働いてくれるはずです。そして、あなたに倣って、ご主人も自分の気持ちを表現してくれるようになるでしょう。それが現代版「おしどり夫婦」です。

恋人関係も同じです。自分と相思相愛の関係になってほしいと願う相手がいるのなら、相手に自分を「かわいい」と思わせることが重要です。そこには、やはり黙ってないで「うれしい」、「楽しい」、「ありがとう」といった気持ちや、「私はこうしたい」という希望を言葉で表現することが大事です。

言葉は理性的なことのみを表現するだけでは十分に使っているとは言えないのです。感情も存分に言葉で表現してこそ、振る尾を持たなくなった私たち人間のあるべき姿なのではないでしょうか。

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