カテゴリー: 人生, 肯定・自信・成長・行動
第20回 人生の成功者
自分に自信のある人は、人生の成功者であり、勝ち組です。
自信とは、「自分を信じること」です。自信とは、ありのままの自分をそのまま認めることなのです。
つまり、自信をもつというのは、緊張することではなく、のびのびと柔軟に自分の人生を歩んでいくことでもあるのです。
自信を持たない人は、心が弱っている時に他人に「自信をもちなさい」と励まされると、「しっかりしないと」と自分を責めてしまいます。心に元気がよみがえっていない状態のまま「しっかりしなければ」と自分に言い聞かせていると、いつも前向きなポジティブな思考を持ち続けなければならないと心をカチカチに緊張させてしまいます。
程よい緊張感ならよいのですが、過度の緊張は悪いストレスになってしまいます。よって、せっかくポジティブになろうと決意をしても、その状態では、その目標からどんどん遠ざかってしまい、自己嫌悪に陥ってしまうだけなのです。
自信とは、ありのままの自分を認めることであるのなら、その時々の自分の心の状態もそのまま認めてしまうことだとも言えます。うれしい気持ちも、悲しい気持ちも、怒りも、喜びも、すべて自分の気持ちであるからこそ、それらをそのまま認めてしまうことが自信です。ポジティブ・シンキングも、ネガティブ・シンキングも私自身の思考であることにはまちがいないのだから、どちらもそのまま認めてしまうことこそ、自信です。そして自信がある人は、自分の心の状態をきちんと把握できるので、自らが自らを励ますことも、慈しむことも気負わず簡単にできてしまいます。
そんな自信が備わっている人は、過度の緊張はしません。それが、「自然体」なんですね。
自然体の人は、失敗することも恐れません。失敗しないようにといった緊張感は、自然体ではないから起きるのです。また、何が失敗で、何が成功なのかといったこだわりもないはずです。自分の気持ちに素直に従って行動した結果が、もしかしたら成功かもしれないし、失敗かもしれないというだけのことです。
とかく結果のみを、大金を手に入れる=成功、借金を背負う=失敗、試験に合格する=成功、不合格になる=失敗、あるいは、人生の勝ち組、負け組みなど、一元的な価値観で安易に色分けしがちですが、自らが、その中の何を体験するか、そして、その経験から何を学ぶかがものすごく大事であり、むしろそこに注視する必要があるのです。
自信があって、自然体で生きられる人は、たとえ失敗しても、負け組に入ったと色づけされたとしても、それをそのまま謙虚に受け取って、そこからの多くの学びを手に入れます。そして、その学び、教訓を糧に、またそこから自分の人生を構築していきます。その生き方こそが真の成功であり、勝ち組なのです。
自信を持ち、自然体でいる人こそ人生の成功者であると言えるのです。
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