私らしく生きる為に ~潮田圭子 カウンセリングセッション~

お悩み相談コラムとセッションのご案内|私らしく生きよう
セッションのお申し込み
ブログ「今日が一番」
重要なお知らせ

カテゴリー: 人生, 肯定・自信・成長・行動 

第266回 本音と建前のバランス

2008-07-24

よく「~したいのに、できない」と言います。たとえば「結婚したいのに、できない」などです。それを口にする人は、確かに、結婚について考えてはいるのですが、本心は、それが成就することは望んではいないのです。ゆえに、必ず、語尾に打ち消す言葉、「できない」が続きます。

自分の本音に自分自身が気づいていないと、私たちは、発する言葉に翻弄されます。「結婚したい」と思っているはずなのに、どうしてそれがかなわないのだろう、もしかしたら、自分の人生には結婚はあり得ないのではないか、などと苦悩してしまうのです。

したがって、もし、このような言葉を口にする自分に気づいたら、後半の打ち消す部分に注目してください。そして、打ち消しているということは、自分は今、その気はないのだな、と理解してください。

私たちは、一人きりでは生きてはいけないので、どうしても周囲の人々の反応を気にかけます。それは、自分ができるだけ周囲の人々に好意的に受け取られたい、という願望を生み出します。そして、そのために、世間で高い評価を受けている行為を自分にもあてはめようとするのです。すると、言葉を使う時、自分の思いをそのままストレートに表現することが怖くなり、それを避ける物の言い方をするようになります。

世間的には、もうとっくに結婚していてもよい妙齢の自分が、世間からはみ出さないためには、たとえまったく結婚願望が無かったとしても、世間から遠く離れないために、まずは「結婚したい」と表明し、世間の人々に「私は普通の結婚観を持った、世間から逸脱していない良識のある人間です」とアピールします。そう前置きをした後、サラッと「でも、できないんですよ」という言葉を続けて、「結婚したくはないんですよ」という本音を忍ばせます。

また、世間的には、働くという行為は、誰からも認められる、高い評価を受けることなので、今、無職の私は、世間に認められないかもしれない、という不安を抱えがちです。だから、周囲の人々には「働きたい」とアピールします。しかし、その後に「働けない」などの言葉が続いたら、その打ち消しに注目してください。そして、今の自分の本心は、実は、まだ「働きたくない」ということなのだな、と理解してください。さらに、そう感じている自分をそのまま認めてあげてください。

重要なのは、その本音が、いかに世間の良識からはずれようと、それが自分の偽りのない気持ちなら、「それでいいんだよ」と認めてあげることです。その勇気を持つことです。そうしないと心は苦しくなる一方です。その苦しみの中で、世間に合わせようと自分にムチを振るっても、決して、その本音は無くなりません。むしろ、抑えれば抑えるほど、その本音は強さを増して、自分に向かってきます。それは、苦しみを増加させるだけです。

誰でも苦しみを抱えては、イキイキと人生を謳歌できません。生き甲斐のある人生を歩んでいると実感はできません。そういった思いを抱くには、心にゆとりがどうしても必要です。

たとえ自分の本心が世間の良識とはずれていても、それをまるごと「それでいいよ」と認めてあげれば、心は、おだやかさを得て、ゆとりも生じます。その上で、やはり私たちは他者との関わりの中で生きていくことから逃れられないので、言葉を上手に使って、周囲の人々と会話を重ねていくことです。

たとえば、「結婚しなきゃなあと思うのですが、なかなかねえ・・・」、「働かなくては、と思ってはいるのですが、なかなか難しいですね」などと、言葉に自分の本音
をうまく忍ばせて、その言葉を耳にする相手が世間から逸脱している違和感を得ないように、安心して聞けるように、話すことです。それは、決して、うそをついている訳ではありません。そして、大切なのは、「結婚したいとは思ってはいない」、「まだ働きたくはない」という自身の本音をしっかりと認識しておくことでしょう。そうすれば、主体性を持って世間と自分との距離のバランスを保てます。

日本には「本音と建前」という言葉が存在します。それは、まさに自分自身と世間との関わりを意味します。本音の方にばかり偏ってしまうと、世間からはずれて生きにくくなるし、反対に、世間にばかり顔を向けても、自分自身が無くなって「何のために生きるのか」と悶々とします。

本音と建前との板挟みに苦しまないで、そのバランスをうまく保つには、自分の本音を探ることです。本音を持つことを自分に許す勇気を得ることです。自分に本音を持つことを許せば、世間と上手に付き合えます。それは、自分の本音をうまく忍ばせながら人と会話をすることで成り立ちます。そこに建前を軽視せず、世間を見方につけて、自己実現をはかるという安定感のある生き甲斐が生まれます。

♦セッションお申込みについて♦

セッション形式で過去15年間3000人以上の方のお悩みをお窺いしています。
現在は東京都港区で人生の意味や結婚、離婚、家族関係、人間関係、病気の意味、など人生そのもののご質問から、過去生(前世)など、幅広くご相談をお受けしています。
当サイトからオンラインでご予約頂けます。

8月度のお申込み

8月分のご予約を承ります。
            
20日(日)は、10時~17時まで。

21日(月)は、10時~17時まで。
24日(木)は、10時~17時まで。
25日(金)は、10時~17時まで。
26日(土)は、10時~17時まで。
27日(日)は、10時~17時まで。

28日(月)は、10時~17時まで。
31日(木)は、10時~17時まで。

上記の日程から、ご都合の良い日の1時間をご指定ください。

 

潮田圭子 セッションのお申し込み

 

潮田圭子 書籍のご案内

明日はきっと良い日(seesaaブログのアーカイブ)

潮田圭子 ブログ

Top
Menu