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カテゴリー: 人間関係, 恋愛・結婚 

第89回 「謎の同居人」を目指せ

2005-05-27

いつだったか、テレビで一般の方が三輪 明宏さんに相談をして、三輪さんがそれに応えるという内容の番組を見ました。相談内容は、結婚した相手(ご主人)に愛情を感じないが、将来自分の親の面倒を見てもらえそうなので、このまま婚姻関係を続けていた方がいいのかというものでした。それに対し三輪さんはけっこう厳しい返答をしていたのですが、私は、そのやりとりの中でとても印象に残る言葉を耳にしたのです。

それは、三輪さんが「夫婦っていうのはね、最初は濃密な関係だけど、だんだんそれが薄れて最後は、謎の同居人となるの。その時はもう体の関係もないから、死ぬ時は互いにきれいな体であの世に行けるわけ。それを成仏って言うのよ」と言われたのです。私は、この言葉にとてもひきつけられました。「そうか、私たちは『謎の同居人』を目指しているのか」と感嘆しました。

結婚式で私たちは、神様の前に立ち「永遠の愛」を誓います。その時は、互いに相手を思いやり、相手をいたわろうと素直に思っているかもしれません。これからの甘い結婚生活を信じて疑わないかもしれません。しかし時間の経過とともに、それは幻想だったと後悔する人もいるでしょう。相手に裏切られたと離婚を考える場合もあるでしょう。

私は、この夫婦関係についてのご相談をよく受けます。さまざまな夫婦間の問題を相談されるのですが、その中心にあるものは、相手である夫(妻)の気持ちを知りたいという願望です。そこには、これまでの夫婦の歴史の中で、互いに言葉を用いて自分の気持ちや意見を積極的に交換してこなかった“怠慢さ”を指摘することができます。

かつて誓った永遠の愛も、放っておいては、やがて色あせ、消えていきます。永遠の愛は、常に二人で育てていかなければ成立しません。そこに言葉は欠かせないのです。結婚指輪を交わした特別で濃密な仲であっても、当初は、互いの美しい誤解が、その関係をロマンティックに演出してくれているとも言えそうです。

夫婦は、互いの学びには欠かせない、どちらにとっても貴重な存在です。であるからこそ、常に、自分の思いや考えを伝え合う努力が必要です。夫婦であるからこそ、自分を語ることが求められるのです。自分を語り、相手の語ることを聞いて、それについての自分の感想や意見を相手に投げかけるということの繰り返しを通して相手を理解することができるのです。そして、そこに夫婦の信頼が生まれてくるのです。

既婚者の方々は、どうぞ今日から、かけがえのない夫や妻と語り合ってください。たくさんの言葉を夫婦間で使ってください。使い続けてください。最初は、相手が気味悪がって、貝のように口を閉ざしてしまうかもしれません。でも、あきらめないで、話しかけ続けてください。難しい話でなくてよいのです。最初は世間話のようなものでよいのです。軽い感じで、楽しく相手に語りかけてください。相手があいづちだけ返してきても、それだけでも十分会話を交わしていると感じてください。それを継続していくことで、相手も次第にその状況に慣れていき、だんだん言葉を発してくるでしょう。

多くの言葉を交し合った夫婦は、やがて、言葉を必要としなくなる日が来るのです。その時のふたりは、まさに以心伝心の関係です。それは、「謎の同居人」状態を指しています。そこにたどりつくまでには、やはり長年の時間が要るはずです。時間をかけて、互いの美しい誤解を解きましょう。しかし、それは相手の新たな人間性の発見につながることなので、決して「化けの皮がはがれる」というおぞましい状況を意味するものではないのです。

ちなみに、相手の化けの皮がはがれた、相手にだまされたと感じるのは、残念ながらそれまで互いに言葉を用いて理解し合おうという努力をしてこなかった結果です。

結婚式で誓った「永遠の愛」は、「私たちは、謎の同居人を目指します」という宣言です。それは、これから新郎と新婦は互いの人生を交差させて、思う存分言葉を用いて語り合い、啓発し合い、学び合い、そこに築かれる信頼の中で、やがて静寂の無へ帰還することを意味します。

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