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カテゴリー: 人間関係, 共感・表現・感謝・役に立つ 

第249回 誤解は言葉の無いところに生まれる

2008-03-27

最近、私は、人間関係の悪化の原因は「コミュニケーション不足による当事者間の誤解」だと痛感しています。

コミュニケーションには、言語によるものと、身振り、手振りなどの非言語によるものの二つがあります。その中で、言語を使ったコミュニケーションが今、不足していると感じます。さらに、直接的な対話の不足も著しいと感じます。その直接的な対話の不足が、あらゆる誤解を生み出してしまっているのではないでしょうか。

たとえば、離婚のご相談を受けることがあります。それが妻からの場合、夫に暴力を振るわれる、あるいは、夫が借金をしているといったことではなく、夫との間に会話が乏しいために、自身の存在理由が夫婦間に見出せない苦悩を抱えてしまいます。そして、そこからの脱却を図って離婚を考えるようになるのです。

せっかく結婚して一緒に家庭を築こう、と希望に燃えても、対話がないと、相手が自分のことをどう思っているのかが、つかめません。すると、その恐怖心がどんどん大きくなって、相手を悪く思うようになっていきます。それは、自分のことを大切に思ってほしい、という期待の裏返しです。なかなか相手が自分の期待する言葉を投げかけてくれないと、相手を恨むようになり、自分への愛はなくなったのだろう、と誤解して、離婚を考えるようになります。

それが夫の場合は、妻に優しく接してほしいのに、妻が自分にやさしい言葉をかけてくれない、という心の乾きから浮気に走るということもあります。実際に、夫の浮気から離婚を考える妻の相談を受けると、夫のそういった心情があぶり出されてきます。

確かに浮気はいけないことではありますが、妻を嫌って、妻以外の女性と親しくなったのではありません。むしろ、好きな妻から自分のことを「あなたが一番大切よ」、「愛しているよ」と言ってほしいのに、言ってもらえない寂しさから、他のやさしく接してくれる女性についつい心が動いてしまうのです。

夫と妻は互いに相手を大切な人だと思いながら、その気持ちを伝え合う努力をしないでいると、それぞれの相手への期待が憎しみに変化してしまいます。その誤解は、相手に期待するものが大きければ、大きいほど深く根を張ります。

夫と妻をはじめ、家族間こそ、互いに思いを伝え合う、直接的な言語のコミュニケーションは欠かせません。子どもも親に関心を持ってもらうこと、親に期待されて、そういった言葉をかけてもらうことで、すくすくと成長していきます。家族という最小の社会の中で、それぞれのメンバーが言葉を交わし合えば、おのおのの帰属意識は満たされ、自分の存在をしっかりと認識できます。その自信が、家庭の外の社会を力強く生きていくことを支えます。

さて、家庭の外の社会に、職場があります。職場は、縦の組織が一般的です。職場には、長となる人物がいて、その人の周りには部下となる人々が存在しています。その職場にも言語のコミュニケーションは欠かせません。そして、そのモデルは家庭です。

職場に活気があふれ、全員にやる気がみなぎるという理想を達成するには、長となる人のコミュニケーション能力が試されます。自分は長だから、と言って、軽々しく口を開いて、その立場を危うくしてはならないと考えて、口数を少なくしてしまうと、その職場はたちまち結束を欠いてしまい、ひいては、長としての立場も揺らいでしまいます。

実際に、ある部下にさんざん手こずらされて、その部下を配置転換させたら、今度は、自分が監督責任を問われて、自分も降格させられた、という悲しい話を聞いたことがあります。また、辞めた部下が上司のことを「自分に目をかけてくれなかった」と誤解し、その恨みを晴らそうと画策している心情を読んだこともあります。いずれも、上司と部下の間には、豊かな言語のコミュニケーションは存在してはいませんでした。

部下は、子どもの立場です。部下を育てるのは、子どもを育てるのと同じです。上の立場の人は、親と同じなのです。職場の質を上げていくには、リーダーは黙ってないで、言語のコミュニケーションを用いて、部下と接触しなければなりません。上司に声をかけてもらえる部下は、親である上司に期待されているとうれしくなって、その期待に応えて、ほめてもらおうと意欲がわきます。

現代は、封建社会ではありません。身分制度がかっちりと定まっていた昔は、言葉を使わなくても、身分が多くを語ってくれました。しかし、平等な今は、自分を言葉で語らなければ、相手に理解されません。誤解を生むだけです。今ほど言語のコミュニケーションが大切な時はありません。

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