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カテゴリー: 人間関係, 共感・表現・感謝・役に立つ 

第127回 語り尽くせば、語らないことになる。

2006-03-16

私は人と話していて、相手に言った言葉に自分自身も感銘を受けるということがよくあります。それは、チャネリングの中で、ご相談者へお伝えするメッセージを自分も聞いていて、その方と一緒に「なるほど!」とうなりたくなるような珠玉の言葉に出会う瞬間です。

最近では、ある方に「語り尽くせば、語らないことと同じになる」と話していました。

その方はお坊さんで、仏教の講座でお話をされる機会が多いそうです。聴衆に興味を持って聴いていただけるよう、話の中にご自身の体験談をなるべく混ぜて話すように工夫していると聞きました。

その方の師は、生前、よく「あまり話すな」と言われていたそうです。しかし、ご本人は、よくしゃべる方だったようで、「自分はよくしゃべるのに、弟子にしゃべるな、は、ないですよねえ」と言われていました。

そこで、私は、「先生の講座を聴きにくる方々は、単に仏教の話を聴きたいじゃないんですよ。ただ、お説教を聴くのはつまらないですよ。それなら、誰に話を聴いても同じですよね。いっそのこと、説教をするロボットに話させればいいと思います。先生の個性があふれる興味深い話から、聴く人一人ひとりが共感することを通して、仏教ってこういうものなんだな、と、おのおのが理解できればいいのではないでしょうか。だから、今まで通り、ご自身のお話をふんだんに盛り込んでください。それを続ければ、ご自身を語り尽くすことになり、同時に、それは語らないことになるんですよ」と話しました。

私も現在、この方の講座に月1回通っているのですが、この話の後、先生は、これまでにも増して、インドの留学時代に体験されたことや、ある企業の講演での失敗談や、ご家族のお話など、多くのエピソードを盛り込まれています。聴いている人々は、その話にうなずいたり、笑ったりで、あっと言う間に時間が過ぎ去っていきます。講義中も、その前後もなごやかな雰囲気で、講義後は、先生と話をしたいと思う方々が自然に先生の周りに集まり、講義の余韻に浸っています。私も、とても楽しく勉強させていただいております。

さて、「自分を語り尽くせば、語らないことと同じ」とは、どういう意味なのでしょうか。

最初、この言葉を聞いた時は、「そうなんだ! すばらしい!!」と感嘆していました。しかし、深く意味を考えることはしませんでした。真理の言葉に出会えた喜びでいっぱいだったのです。

時間が経った今、その興奮から醒めたので、冷静にこの言葉の解釈を試みようと思います。

自分のことを自分の言葉で相手に語ると、相手も同じように自分を語ってくれます。それは、本音の話ですし、腹を割った話となります。すると、互いに多くの有益な刺激を与え合うことが可能となり、理解を深めることができます。そこには、尊重し合い、認め合う崇高な関係が成立します。

その関係を結べる者同士には、嫉妬や劣等感はもはや存在しないので、相手の言葉は、自分の言葉としてそのまま、素直に受けとめることができます。そして、その刺激から自分の価値観を柔軟に形成、変化させていくことも可能です。

私の言葉は、相手の言葉、相手の言葉は、私の言葉となる世界は、自己と他者が見事に融合する世界です。その中で自分を語ることは、他者との軋轢や疎外感を生むことではなく、ますます他者との融合を深め、一体化していくことになります。自分と他人という垣根を完全に取り払うことになるのです。だから、「自分を語り尽くせば、語らないことと同じ」世界が開けるのです。

今、この世の中で自分を語ることは、恥ずかしいし、人に嫌われたら困るし、仲間はずれにされる危険もあると抵抗を感じる人は多いでしょう。しかし、私たちは個性あふれる人間です。ロボットではありません。大切な自分であるからこそ、自分の言葉で自分を語る必要があるのです。

あなたが勇気を出して自分を語れば、必ず周囲の人々も自分を語ってくれます。そこには、互いの話に興味を持ち合う興奮と喜びが生まれます。生きている手ごたえを得られるでしょう。

おおいに自分を語りましょう。語り尽くしましょう。

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