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カテゴリー: 人間関係, 共感・表現・感謝・役に立つ 

第115回 布施

2005-12-22

この10月から私は「仏教」を学びたくて、月1回のペースで講座に通っています。

私は仏教高校を出ているので、一応、その頃、般若心経の読誦、写経などの経験はしたのですが、教義を理解しようという関心や努力は皆無でした。

しかし、今、いろいろな人生のご相談を受けていて、自分の心の引き出しを増やしたいという思いがだんだんと大きくなり、講座に通うことにしたのです。

仏教的には、私たちが住む煩悩の世界を「此岸(しがん)」と言います。そして、煩悩から覚めた悟りの世界を「彼岸(ひがん)」と呼びます。

私たちは、此岸から船に乗って彼岸にたどりつこうと努力をするのですが、その方法の一つに「布施(ふせ)」があります。

先回の講座では、この「布施」の話を聞きました。そして、おおいに感じ入ることがありましたので、今回は、その話を書かせていただこうと思います。

「布施」とは、まず、人に何かを差し上げることを指します。

お歳暮もクリスマス・プレゼントもお年玉も年賀状も布施ですね。あげる人が、そのプレゼントを手にして喜ぶ姿を想像することは、とても楽しいことですし、先様の幸福を願って贈り物をするという行為は、徳の高いものだと思います。

しかし、布施は、ただそれだけのことを言っているのではないのです。

布施とは、「何かを差し上げる人」、「それを受け取る人」、「そこに介在する物」すべてが清らかでなければ成立しないと教えていただきました。

相手の幸福を念じて贈り物をするなら、それは清い行為でしょう。また、それを喜んで受け取ることができたら、それは布施を実行したことになり、その贈られた物が、盗まれたものや誰かの犠牲で成り立つものではなく、贈る人の真心がこもっている物なら、布施は成立するのです。

しかし、現代は、人に物を贈る行為は容易でも、「人から物をもらうこと」の難しさを実感する時代です。

たとえば、お歳暮をいただいた時、箱の中身を開けて見て、「なんだあ、こんなもんか」と落胆したことはありませんか?不満を口にしたことはないでしょうか。それでは、布施にはなりません。

物が有り余って豊かすぎるこの国に生きる私たちは、その点をおおいに反省しなければ、彼岸にはたどりつけそうにありませんね。

高校時代、この布施については、「物をもらっていただくことに感謝をせよ」と言われ続けていたことを思い出し、思い出した今、そのことこそが布施の真髄なのだな、すばらしい精神性を教えていただいていたんだなと気がつきました。

もし、いただいた物が気にくわなくても、「ありがとうございます」と開口一番に言えたら、どんなにすばらしいでしょう。そこには、相手を思いやる心の豊かさ、ゆとり、余裕が感じられますよね。

一方、自分にとっての損得ばかりに気が向いていたら、どんな物をいただいても、すぐに「ありがとうございます」が口をつくことはないでしょう。まず、値踏みをし、それが自分にとって役立つのかどうかをチェックし、無用とわかれば、たとえその不満を口に出さなくても、必ず顔にありありと不満が浮かび上がってしまいます。それは、なんだかギスギスして、自身の幅を狭めて、生きにくい感じがします。

何よりもまず「ありがとう」と感謝できたら、そこに幸せを見つけることができると思いませんか?

「ありがとう」の言葉を発する時、私たちの顔の表情は、いきいきと輝くことでしょう。その度に、新鮮な幸福が宿り続けるにちがいありません。

相手のことを思って差し上げる、それを「ありがとう」と受け取る、そして、その両者をつなぐのは、清らかな真心のこもった物という布施をほんとうに実行できたら、私たちの心には、ゆとりや平和、幸福感が満ちるでしょう。

それは、生きにくい世の中を、生きやすい、やさしさがあふれる社会へと変化させる力となるはずです。

大人である私たちが、まず、布施を実践していきたいですね。そうすれば、必ず、次世代を担う子ども達が、それを引き継ぎ、真に豊かな社会の扉は開かれ、人類は進化の階段をまた一つのぼるでしょう。

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