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カテゴリー: 共通意識・魂 ・融合, 霊性 

第156回 自殺では死ねない

2006-10-05

最近、自殺者が増えて、年間3万人を越えています。

チャネリングを受ける方の中にもお身内に自殺された方がいて、その故人は今、どうしているのか、残された遺族は今後、どう生きていけばよいのか等を相談される場合があります。また、私自身がたとえば観光で訪れた湖や宿泊するホテルの一室で自殺者の魂と遭遇して、その方の心情をまざまざと感じることもあります。それらの経験から、今回は自殺について書きたいと思います。

自殺者は、莫大な借金を抱える苦しみや立ち直れないほど心に深い傷を負った時、「死んだ方がましだ」、「死んだらこの苦しみから解放される」と死への願望が募り、自殺を決行します。しかし、思い切って死んでも、抱えた苦しみは消えることはありません。むしろその苦悩は深まるばかりです。

自殺して、「自分は死んだんだ」と悟る時期は、人によってさまざまなようですが、その死を悟った後にやってくるのは、苦しみから解放された安堵ではなく、さらに重くて深い苦しみなのです。

自殺者に家族がある場合、自身の死を悟った後、必ず残した家族に意識が向かいます。そして、自分の死を悲しむ家族を見て、なんとか寄り添ってなぐさめたい、自分の死をわびたいと思います。しかし、もうその時には肉体がないのです。声をかけようとも、悲しみ、やつれた妻の肩に手をそっと置こうとしても、それらは、もはや不可能です。家族のそばにたたずむ自分の存在を誰も気づいてはくれません。そこに、終わりのない深い苦悩が生まれます。

死ぬことで借金苦から逃げられても、生きる苦しみから逃れられたとしても、いっさいの苦から解放されるわけではないのです。残した家族、友人等への思いが残り、この世からきれいさっぱりと抜け出す開放感は得られません。

反対に、病気で苦しみ、病院のベッドで朽ち果てるように亡くなったとしても、ご本人は、死後、肉体から抜け出せて楽になれます。壮絶な病気との闘いをつぶさに見てきたご家族が、亡くなられたご本人のその後を心配されて質問される場合、決まって出てくる言葉は、「肉体を脱ぎ去ったので、もう苦痛はありません。ご本人は、ゆったりと休憩しています」となります。

どんな最期であっても、人生をまっとうすれば、長年ともに連れ添った肉体ときれいに別れることができます。そこには、肉体を去ることで得られる安堵感、開放感があふれています。しかし、自殺をすると、肉体がないことで解決できない苦悩を抱え続けることになるのです。つまり、自殺をしてもその生を終えることができません。いつまでも今生の中でさまよい続けることになります。「自殺がなぜ悪いのか」と問われれば、「今生の幕引きができないから」と答えられます。

身内に自殺者がいると、どうしても遺族は自分に非があったのではないかと悩みます。自殺者を救えなかった非力に打ちのめされます。しかし、それでは故人も遺族も救われません。

自殺者は自分で今生に幕を引くことができません。その故人を楽にしてあげるには、生きているこちら側が幕を引いてあげることです。いつまでも故人に「どうして私を置いて死んでしまったの」と恨みをぶつけるより、「死ぬことを止めてあげられなくてごめんなさい」とわびるより、「死ねてよかったね。安心してあの世に行ってね」と、「さようなら」を言ってあげることです。それは薄情でも、裏切りでもありません。故人と自分を楽にさせる、すばらしい行為です。

もちろん身近な人を失った悲しみをむりやり感じないようにする必要はありません。その悲しみを思い切り感じて、泣いてください。しかし、その一方で、故人へのその声かけを続けていると、いつまでも悲しみを引きずることはありません。その死に執着することなく、時間の経過とともにご自身の生き方を前向きに考えられるようになります。どうぞ生きているご自身の人生を大切にしてください。自分を一番に考えてください。

ご相談を受けた身内に自殺者がいた方に、以上のようなメッセージをお伝えしました。その後、その方と再度お会いする機会がありましたが、その自殺者は遺族の「あなたは死んだのよ」という声かけで自分の死を悟り、残された家族は、彼を自殺させたのは誰のせいかといった犯人探しをすることもなく、なぐさめ合い、心穏やかに過ごすことができたと報告してくださいました。やがて、その故人も残した家族の平穏ぶりを感じて、あちらの世界へと旅立っていくでしょう。

「死」とは、今生ときれいさっぱり別れることを指すようです。残念ながら、自殺ではそれは叶わないと言えそうです。

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