不思議だけれど、味わい深い。
2019-11-29

セッションへは、リピーターさんもいらっしゃいます。
その方々は、ご自身のペースでいらしてくださいます。
中には、約10年ぶり、というような、わあ、お久しぶり!、の方々もおられます。
私のセッションは、内容の録音を可としておりまして、その方々は、10年前の録音の内容が、今になって、よく理解できる、と言われたりします。
あるいは、前回の時は、セッション内容がピンと来なかったけれど、10年経った今、心に響く、とも言われます。
セッション中は、私は、ただ、目の前の方に集中しておりまして、こう答えてみよう、とか、こんな風に言ったら、ご相談者は喜ぶだろう、などとは、ぜんぜん思っていません。
そんなことを考える余裕はありません。
その代わり、その方の内面の奥深くにフォーカスしているのかな、と感じます。
それは、その方の本質、と表現できるでしょう。
時が経過して、ご自身の本質に近づいた時、過日の録音内容が、鮮明に聞こえてくるのかもしれません。
リピーターさんのそのようなお話を聞くと、私も、不思議だな、でも、なんだか味わい深いな、と、しみじみ思います。
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