面倒な生き方をする
2015-07-11

多くの他者とともに生きることが宿命の私たちですから、それをはずしては、人生は成り立ちませんし、幸福も生まれません。
人からバカにされる、冷遇される、自分のことをわかってもらえない、といったことが身に起きると、人生はつらくなり、幸福は遠のきます。
そこで、その宿命の中で、どうしたら生きがいのある人生を歩めるか、幸福を実感できるのか、が、問われるわけですが、(実際に、そういうご質問をセッションでいただいています)、ザックリ言えば、面倒な生き方をする、と答えます。
今は、便利な世の中です。
便利ではあるけれど、それに乗っかってしまうと、存在感の薄い人間に成りかねない、という危険もあります。
存在感の薄さは、他者との関係においても、危険にさらされる可能性を高めます。
たとえば、メールだけで、意思疎通をしない、ことは、今、とても大切なことと感じます。
便利なことを享受する一方で、会って話をする、肉声を発する、など、面倒なことを捨てないことです。
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