思い通りにならないことは、真である。
2016-01-19

先日のセッションで、「人生、自分の思い通りになってばかりなら、成長はない」と語っていました。
なるほどねえ・・・、です。
実際は、できるだけ、人生、思い通りになってほしいと願うものですが、ほんとうにそうなってしまっては、人生の面白み、醍醐味が薄まってしまうのでしょう。
それは、自分の思い通りになるように願う、ということは、独りよがりの、狭い領分の中での願望を指し、それがかなっても、幸福の質量は、ともに小さいとなってしまうのでしょう。
思い通りにならないことは、一見、つらいことですが、そこに、自分の思考を超えた、無限大とも言えるほどの幸福の可能性が潜んでいる、あるいは、そこに、天の計らい、のような奇跡も埋まっている、とも言えそうです。
また、思い通りにならない、のは、実は、潜在意識は、了承済み、ということでもあります。
心の奥深いところでは、そうなってほしい、なんて、ぜんぜん思ってはいない、ということですので、潜在意識と仲良くなれれば、分断された狭い私から、宇宙と一体化する、広い、広い、私へと変貌を遂げられます。
だから、思い通りにならない、ことは、とてつもなく「真」なのですね。
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