日の目を見るもの
2016-09-24

これまで何度か話題に取り上げたことがありますが、もう10年くらい前に、ある男性に、「人生がうまくいくには何が大事ですか?」と尋ねられ、「気持ちです」と答えたら、「気持ち???」と、いぶかしがられました。
おそらく、その方は、人生の処世術のような、テクニック的な、ハウツー的な回答を期待されていたのでしょう。
そのやりとりは、私にとってとても印象に残るもので、この仕事をしていく上での象徴となりました。
あれから10年ほどたった今、私は、ますます「気持ちが大事」と申し上げます。
もうグングン右肩上がりの経済成長は見込めないかわりに、そして、特需がいっぱいあったりもしない、この社会の発展は、低め安定的、でしょう。
そこで生きる私たちは、自分の外の何かに頼ったり、おもねったりしなくても、自身の力を積み上げ、磨くことで、”うまくいく”ことを達成できます。
しかし、そこには、粘り強さが必要です。
これからは、自分の気持ちを大切に行動して、そして、堂々と愚直に、粘り強く生きてまいりましょう。
今後、それがもっとも信頼のおける生き方となるでしょう。
私は、この「愚直に生きる」ことが、やっと日の目を見ると、喜んでいます。
やっと報われる社会の到来です。
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