2020年に向けて
2017-11-04

先日、テレビで、2020年の東京オリンピックについての放送を見ましたが、その時、ふいに「東京は変わるよ」という声が耳元でしました。
そこで、どのように変わるのか、を推察してみます。
その時、東京が変わる、ということは、この国全体が変わるということでしょう。
それは、バランスの良い国になっていく、と感じます。
今は、アンバランスです。
私たちが、一人の個性ある人間としての生きにくさがあります。
IT化が進むことは、良い面もありますが、反面、人間らしさが失われやすいという危機もあるのではないでしょうか。
そのはざまで、その葛藤で、苦しみ、自信を喪失している人々が、増えているように思います。
IT化も、行き着くところまでいけば、やがて、その反動が顕著になるでしょう。
それが、新しいバランスを生み出すきっかけ、です。
効率的で便利な先進技術が私たちを支配するのではなく、私たちが使いこなし、また、私たちの人間としての感性も、大いに発揮できる世界の実現に向かっている、と申しましょう。
そのバランス社会は、没個性では生きてはいけません。
私たち、一人、一人が、主体的で、能動的な生き方を実践しつつ、先進技術の助けも借りる ・・・ それが、真の豊かな社会でしょう。
2020年の東京オリンピックは、その元年となる、と信じ、それに向けて、考え、行動していきたいものです。
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