淋しい人
2017-12-03

人生を歩むのに、他人に嫌われては、歩きにくい。
人とともに生きていく私たちは、やっぱり、人に好かれた方がいいに決まってる。
では、どうしたら、人に好かれるのか?、なのですが、どのような人が、他者から嫌われるのか、あるいは、どのように接したら、その人は私を好ましく思うのか、に着目する必要があるでしょう。
言わなくてもいいことを言ってしまったり、相手のプライドをつぶしてしまったり、他者に嫌われる行為は、その本人と他者との心の距離が近すぎることが原因かもしれません。
相手は、それほど近づきたくないのに、嫌われる人は、どんどんその人に近づいてしまうのかもしれません。
それは、「私をわかって」という心の叫びを、相手に、ぐいぐい押し付けてしまうことなのでしょう。
相手も、実は、同じです。
みんな、「私をわかって」、なのです。
嫌われる人は、淋しい人、でしょう。
その淋しさは、他者ではなく、私がわかってあげる、私が抱きしめてあげる、それが肝心です。
そのあったかさは、心に余裕をもたらして、その余裕は、他者との心の距離の取り方を上手にさせます。
そして、人に好かれる私を支えてくれます。
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