子どもは、親を選んで生まれてくる、への理解。
2018-02-11

我が家は、私以外の家族が、この2月、3月に、誕生日が集中します。
この時期は、子どもたちが、いくつになっても、出産当日の思い出話を、それぞれの誕生日にしています。
そこで、自分自身の胎内記憶や、生まれた頃の記憶と、子どもたちの出産前後の出来事、また、セッションでお聞きした、その頃のお話を合わせると、神秘的なことが浮かび上がります。
それは、胎児は、特に、生んでくれる母親に、強い関心を示しているということです。
母親の感情をくみ取ろうとしています。
また、意識が母親の体から外に出て、母親や家族をながめている、という様子も浮かびます。
私の場合は、たとえば、母親が、私のお産の時には、つわりがなかった、と、言っていたのですが、胎内記憶を呼びさますと、当時、母親が結婚生活に不安を覚えていて、さらに、出産への心構えが薄かったようで、そんな母親を気遣って、つわりを私が起こさなかった、と、気づきました。
さて、赤ちゃんは、生まれてからは、体は、まだ思うように動かないけれど、意識は、引き続き、しっかりと存在しています。
新生児は、何もわからない、わけでは、ぜんぜんありません。
家族のなにもかもを、わかろうと意欲的です。
我が家の下の子は、生まれた直後、上の子がインフルエンザにかかってしまい、しばらく隔離されて、日中は、授乳やおむつ替えなどで、私がその部屋を行き来して過ごしました。
その期間中、彼は、必要な時にしか泣かず、それもソフトな泣き方で、なんて、手のかからない、いい子なんだ!、と感激したのですが、上の子が治ったら、まるで、その時間を取り戻すかのように、思いっきり泣いて、私を呼び続けておりました!
新生児の彼は、その時、上の子のピンチを悟って、親に負担をかけないように、協力してくれたのでしょう。
そういったことから、子どもは、親を選んで生まれてくる、と、理解しています。
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