堅実で愚直なスピリチュアル人
2018-07-29

先回のブログは、「あ」、「うん」の関係に触れて、この人生、私をとことん追い求める生き方をしたい、と書きました。
その「人生をとことん追い求める生き方」こそが、これからのスピリチュアルな生き方と、私は認識しています。
それは、決して、超常的なことを指すのではありません。
この世に起きることは、私たちの日々の生活があることが大前提ですので、その普通の暮らしを超越したことに傾倒して、何の意味があるのでしょう。
不思議なこと、人知を超えることがあるとしたら、ここに、こうして、私が生きている、ということ、そのものでしょう。
私につながるまで、一度も途切れることなく、命がつながってきたことは、もう、すごい、と感嘆せざるを得ません。
その当たり前ではないこと、不思議なことの上に私が生存しているわけですから、その私たちが、人生を堅実に歩まなければ、その命の流れにバランスが取れません。
自分の人生をとことん追い求めることは、簡単ではありません。
見つめすぎると、その対象ば、ぼやけて見えにくくなってしまいます。
それでも、その当たり前ではない、有り難い命の流れの上に立つ私たちは、自身の生を大切にすることです。
それが使命です。
それが宿命です。
見えにくい私の人生から逃げて、超常的な世界に自身を求めることが、スピリチュアルな生き方ではありません。
見えにくい私の人生にしっかりと向き合って、愚直に日々を過ごしていくことです。
そんな生き方をする人を、スピリチュアルな人、と称しましょう。
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