「縄文 1万年の美の鼓動」
2018-08-09

先日、娘と東京国立博物館へ「縄文 1万年の美の鼓動」を見に行きました。
今、国宝の土偶5点と、国宝の火焔型土器1点の6点が勢揃いしています。
その他にも、見ごたえのある土偶や土器が、おなかいっぱいになるほど、たくさん展示されています。
私は、ユニークで愛らしい土偶が好きで、かわいい「縄文のビーナス」がお気に入りです。
娘と、それぞれ感想を語り合い、帰宅してからも、その話題で盛り上がりました。
縄文人は、はるか昔の人々ではありますが、私たちの祖先です。
その人々が、これほどの造形物を遺してくれたなんて、ほんとうに有り難いことです。
原始的な生活だったから、祈りを捧げるばかりの人生だったかもしれませんが、一生懸命に生きていたんだろうな、集中して生きていたんだろうな、と感じます。
顔貌の造形も、有り得ないところに鼻と口があったりして、不思議な感じのものもありますが、ひょっとしたら、宇宙人や、目に見えない精霊などとコンタクトを取っていたのかもしれません。
文明的な賢さは無いかわりに、彼らは、今の私たちがアプローチしていない宇宙の智慧に、存分に触れていたのかもしれません。
そういった彼らが、私たちの土台です。
とても安心できます。
これからを生きていく私たちは、現代人としての賢さと、彼らが有したであろうプリミティブな智慧とを融合せて、バランスを取りながら、歩めばよいと理解できました。
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