難なく人間性を磨く
2018-08-17

他者を大切にできる人は、人間が出来た人でしょう。
それが備わっていれば、人生は楽しいはず、です。
これまでは、そうした立派な人になろうと、どこか自分を犠牲にするところがありました。
自己犠牲を強いて、他者に尽くしたり、思いやったりすることが、見上げた精神でした。
しかし、それは、誰でもが実行可能な、簡単なことではなかったので、世の中にそれらは広まりませんでした。
そんな立派な、出来た人間が、世の中に一人でも多く存在すれば、この社会は、愛が満ちて、人々は、やる気がみなぎるでしょう。
そこで、これからを生きる私たちは、その方向を目指せばいいとわかります。
これまでの美しく、はかない、幻の自己犠牲は伴わない形で、人を大切にする社会の創造を目指しましょう。
それには、「他者は、自分を映す鏡」と覚えましょう。
私たちは、互いを映し合う鏡の役割を担っています。
ですので、他者を大切にするには、まず、自身を大切にすることです。
他者を思いやるには、先に、自分に、その優しさを向けることです。
そこには、もはや自己犠牲は有り得ません。
自己を大切にしてこその他者への思いやり、です。
そうして、難なく人間性を磨いて、愛に満ちた社会の中で、人間らしく、人間臭く、思う存分に生きてまいりましょう。
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