受け入れる。
2018-10-16

人間は、社会的な動物ですが、この仕事をしていると、その「社会性」の源は何か、ということに関心を持たざるを得ません。
私たちは、みな、他者に受け入れてもらいたい生き物です。
それが、私達の社会性を支えているようです。
他者に受け入れてもらいたいのに、その欲求がかなわない時、私たちは、意気消沈し、また、その度合いが大きいほど、奇行に走る可能性が高まります。
私を理解する時、まずは、この「受け入れてもらいたい欲求」を肯定することでしょう。
そして、他者も同じように願っている、と感じることです。
その感じ方を持てば、心は落ち着きます。
その落ち着きが、この私を私自身が受け入れることを可能にし、他者への慈しみを生み出します。
受け入れてこその、円滑で豊かな人間関係なのでしょう。
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