過ぎ去るものに、ありがとう、そして、やがて、清純な土台となっていく。それが、生きた証。
2019-04-29

平成も、いよいよ残り少なくなって、今、新しい時代を迎える節目ですね。
新しいものは、古いものに支えられます。
過ぎ去っていく平成時代は、これからの令和時代を支えます。
平成までのすべての時代が、これからの令和時代の土台となります。
まずは、私の平成に、ありがとうございました、と言いましょう。
その間に、良いことも、そうではないことも、起きたでしょう。
しかし、それらすべてがあったから、これからがあるのです。
だから、これまでのすべてに、ありがとう、です。
獲得した、すべての経験知を携えて、私たちは、これからを進みます。
今の私には、記憶はないけれど、今よりもずっとずっと、ずっと前の、見知らぬ先祖たちも、私の土台となってくれています。
平成にありがとうと、清らかに言えたなら、その下の、すべての土台にも、その清浄な声は届きます。
それが、血脈を越えた、すべてを網羅する先祖供養でしょう。
そして、その純粋な声は、これからの新しい時代にも、反響するでしょう。
そうして、これからの新しい時代を生きていく私たちは、やがて、その先の人々の清純な土台となれれば、すばらしいですね。
それが、生きた証、です。
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