これからのリーダーたちへ
2019-05-02

昨日は、これからの新時代に求められるのは、バランス良く生きることで、優しさと厳しさを併せ持つことを、例に挙げました。
その優しさと厳しさを併せ持つことが、最も求められるのは、リーダーでしょう。
家庭なら、親です。
親は、その群れを率いていくリーダーです。
その群れの中で、子どもたちに生きていく術(すべ)を教えていくことが、親の使命です。
ほめ育ては、すばらしいのですが、ほめ一辺倒では、子どもは、たくましく育ちません。
セッションで、子育てのご相談を受ける時、そう実感させられます。
子どもは、親に、ほめてほしいし、叱ってもほしいのです。
そのため、わざと、子どもは、親に叱られるような行動を取ったりします。
その時、きちんと叱ってあげることで、子どもは、ああ、親は、自分のことをちゃんと見てくれている、親身になってくれる、と安心できるのです。
ほめ育て、大いに結構です。
同時に、叱ることができる親となりましょう。
また、職場も群れ社会です。
そこで、何らかのリーダーの位置にいる方の悩みも、なかなか深いようです。
その方々のあり方も、親と同様です。
ほめて部下を育てることは、できても、案外、その人々に、厳しいことを伝えるのは、躊躇してしまうのかもしれません。
しかし、優しさと厳しさは、二つで1セット、どちらも欠けては成り立ちません。
まずは、ご自身に、優しさOK! 、厳しくてもOK!、と、言ってあげましょう。
そう安心させてあげてください。
上手に、子どもに、部下に、厳しさを示せる人が、これからの頼もしいリーダー像、なのでしょう。
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