仕事という、有り難いステージ。
2019-05-15

セッションでは、いろいろなご相談を受けているのですが、ここ最近は、「仕事」にまつわるものが多かったかな、と感じます。
仕事、と、一言で表しても、いらっしゃる方々は、さまざまなご職業、そして、お立場、なので、口にされるご相談内容は、それぞれ異なります。
しかし、その根源は、同じ、なのかもしれません。
ただ、生活のために働く、というのなら、私たちは、仕事に悩まないかもしれません。
それだけではないから、悩むのですね。
仕事に、それだけではない何か、を求めているから、悩みやすいのですね。
それでは、それは何か、ということですが、私たちは、仕事において、自分を見い出したい、見つけたいんだな、と、感じます。
でも、それが、なかなかかなわないと、悩みとなって、私の心は、それに占領されてしまうのでしょう。
そもそも何もしなければ、「私」をつかむことはできません。
そこに、仕事という、有り難いステージが用意されて、私を見い出す第一歩が刻まれます。
まずは、そう感じてみていただきたいです。
そして、そのステージで、いろいろと自分を試してみようと、思うことができれば、今まで見て来た職場の景色は、違ってくるかもしれませんね。
セッションでは、ご相談者は、はじめ、思いつめていらして、ご相談内容を語るうちに、涙も出てきて・・・・、でも、私との会話のキャッチボールが繰り返されると、だんだん笑顔になられます。
そこから、つらい体験も、その方には、必要だった、そして、そこに潜む意味を知っていただけたら、その体験は、ありがたいものに変わる、仕事も例外ではない、と、感じられます。
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