啓示と三昧
2019-06-03

ずっと探していた答えが、ある時、ふいに、「ああ、そういうことか」と、すっと腑に落ちることがあります。
それは、今後の人生を照らしてくれる、有り難い啓示でしょう。
それは、ますます私を信じる下地となり、私を支えてくれます。
その啓示を、それでは、どうしたら得られるか、ということですが、まずは、求める答えを、ずっと探し続けること、です。
求め、考え続けるのです。
そして、煮詰まったら、もう、そのことについて何も考えない、求めない、という態勢をとります。
考え続け、求め続けることと、何も考えない、何も求めない、の双方が必要です。
その二つの域に、その時、その時、どっぷりと浸かることです。
その相反する双方は、”三昧”を意味します。
三昧は、純粋で、清らかな場所です。
そこに身を置くことで、探し、求めていた答えは、やがて、私に降り注ぎます。
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