おかげさまの人生、その次を生きていく私。
2019-06-17

私は、今夏、58歳になります。
46歳の時に、何気なく階段を上がっていて、それまでは感じなかったのに、その時、両足の膝がガクガクして、「いったい、何事?」と不安になりました。
思えば、それが、更年期の入り口でした。
あれから10年余り経って、最近は、更年期のトンネルを抜けたかな、と感じています。(不快な症状がずいぶん減りました)
いろいろと不都合なことが起きた更年期でしたが、⦅目の乾き、頻尿、朝起きた時の手指のこわばり、めまい、ふらつき、腰痛(ぎっくり腰に数回なった)、神経痛など⦆、今、振り返ってみると、その時期は、自分の心を顧みる、とても良い機会だったな、と感じます。
(ホットフラッシュは、ありませんでした。おそらく人前に出る、という自制が、それを抑えていたのでしょう)
やはり、心と体は一体で、自身の心の有り様や、心の奥底にたまっているものに、体の不調を通して、気づくことができました。
体の不調は、うれしいものではありませんが、そこには、その時々の心模様が張り付いています。
セッションでも、怪我の意味などを尋ねられて、その時のその方の心の様子をご案内することもあります。
さて、更年期の次を生きていく私ですが、急減した女性ホルモンのおかげで、今後は、私の本質がむき出しになります。
ああ、やっと、私は、私として生きられるのだな、と思います。
女性ホルモンのカバーは、もう無いけれど、そのおかげでしょう、感性がぐっと鋭くなったように感じます。
ほんとうに、人生には無駄がありませんね。
人生、おかげさま、ですね。
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