ウィンウィンと人生100年
2019-06-26

昨日は、100年生きるなら、自身の機嫌を取る、という自助努力が必要と書きました。
本日は、そこに関連することとして、自己犠牲を自身に求めない、ということも加えましょう。
これまでは、100年も生きられないから、自己犠牲は実行できて、美しい生き方と周囲から賞賛されたのでしょう。
しかし、私を滅して、他者に寄り添い、仕えるには、100年は、長すぎます。
そこで、健康的に他者への気遣いを持つには、まず、自身の心の状態を良くしておくこと、です。
第1に、自分を滅することなく、自身を生かすこと、です。
自身を優先することです。
そして、その次に、他者への奉仕を実行することです。
それなら、息の長い貢献が可能でしょう。
自身の生き様を惜しみなく他者に見せて、他者へ刺激を与えてあげることで、もう十分、他者への、そして、社会への貢献は、成立しているのですが、もっと、貢献の手応えを、と言うのなら、私を一番に大切にして、その上で、奉仕に勤しむことです。
それが、昔、流行った言葉、win-win(ウィンウィン)の関係の実現でしょう。
人生、100年は、やっと、このウインウインを実行できる、と言えそうです。
アーカイブ