あなたは、あなたでいい、私は、私でいい。
2019-07-11

まだまだ世の中は、変わりたくても変わっていなくて、その中で、生きにくさを感じている人々が、増えてきているようです。
まずは、子ども、です。
生きにくさを感じている子どもは、自分の世界で生きたい、と訴えています。
それは、まだまだ他者との比較による優劣が横行している世の中で、学校という社会で、消極的な生き方を子どもに選ばせてしまいます。
そんな時、頼りにされるのは、親です。
親は、その期待に応えてあげる仕事があります。
それは、親も冷たい社会と一緒になって、子どもと他者との比較をしないことです。
そこで、あたかも人生を決定づけるかのような、ガチガチの優劣を決めつけないことです。
代わりに、その子どもに寄り添い、目線を合わせて、「あなたは、あなたでいい」と言ってあげましょう。
その無条件の親の愛を、子どもは、心の底から欲しがっています。
それを与えてもらえれば、他者との比較で生じる優劣の社会の中でも、自身を失わずに積極的に生きていけます。
大人の私たちも、同様です。
「私は、私でいい」のです。
そう、温かく、やさしく私に言ってあげてください。
鏡に映る私に、目線を合わせて、そう言ってあげましょう。
すると、他者との比較がある軸と、私の世界に没頭する軸との間を、軽やかに、行ったり、来たり、が、できて、生きやすくなっていきます。
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